横型繰返し負荷試験装置|製品情報|株式会社インテスコ|材料試験機・伸び計・環境試験機メーカー
製品情報PRODUCTS

横型繰返し負荷試験装置

水平方向へ動作する多連試験機

横型繰返し負荷試験装置

仕様SPEC

最大伸縮量 30㎜
試験速度範囲 0.1~10.0㎜/min
最大伸縮力 10kN
温度制御範囲 -10~+80℃(加熱冷却PID制御)
試験プログラム JASS8、引張試験、繰返し試験、引張クリープ試験
  • 疲労試験

製品写真PHOTOS

  • 横型繰返し負荷試験装置1
  • 横型繰返し負荷試験装置2

製品の解説DESCRPTION

<概要>
マルチ引張試験装置の開発等に取り組んできた当社の新たな挑戦として、負荷フレームを縦から横にしてフレームごとチャンバー内に押し込んだ形の試験装置です。
横型にすることで従来の縦型フレームと違った発想の試験が可能になります。
水平上面を持つ固定/移動テーブル間にサンプルを取り付け、固定テーブル上のロードセルで負荷荷重を、移動テーブルの変位で変形量を測定します。

<特長>
固定/移動テーブルの横幅は1m程度あり、テーブル上に規則的に取付ネジ穴を配置しているため、固定治具の取付に使用出来ます。試料の形状にもよりますが、最低でも3サンプル同時に試験可能で適用試料としてはプラスチック・ゴム・接着剤の疲労試験です。
上記負荷機構全体は冷凍機付チャンバー内に収納されており、試験環境温度は-10℃~+80℃ の間で行う事が出来ます。

本装置は、本来メンブレン防水層の性能評価試験JASS8 T-501規格試験用に開発されたもので、既に十数台が実際にJASS8疲労試験機として稼働しております。
そこで、JASS8試験機では必要としなかった荷重測定機能を付加し、繰返し回数と荷重を対比する事で一般的な疲労試験装置として使用できるようにいたしました。
実際の試験アプリケーションでの可能性につきましては、何時でもご相談に応じますので、ぜひ一度ご相談ください。

<基本仕様>

載 荷 部 恒 温 槽
試料形状 短冊型・ダンベル型・JASS8試験(W200㎜まで) 温度制御方式 PID
最大試験体数 試料形状による(最低3本)
※JASS8試験時は6本
温度制御範囲 -10~+80℃(加熱冷却)
最大伸縮量 30㎜ 温度分布 各試験体中心位置において±2℃以内
試験速度範囲 0.1~10.0㎜/min 恒温槽寸法 最大1500(W)×1300(D)×900(H)㎜
変位計測精度 10μm 電源 三相200V/30A 単相100V/10A
最大試験荷重 10kN 重量 約750kgf
付属品 試験治具・ロードセル

<試験プログラム>
JASS8試験プログラム
静的引張試験プログラム
繰返し試験プログラム(引張×引張)
引張クリープ試験プログラム
その他 特注プログラム

試験治具・ロードセル・特注試験プログラムに関しましては、試験内容に合わせて別途ご相談ください。お客様にあった仕様をご提案・検討いたします。