納入事例CASES
CASE:01伸び計取付方法を独自に考案
極細ワイヤ引張試験機
お客様のご要望
極細線材の引張ひずみ試験を行いたいとのご要望から製作いたしました。
納入機器
極細ワイヤ専用の引張試験機です。微小なひずみ変位測定に、インテスコが日本総代理店であるEpsilon社のミニチュア伸び計を採用しました。この伸び計は、試験片にナイフエッジで固定する方法ですが、これでは極細のワイヤが切れてしまいます。そこでナイフエッジを独自のワイヤ固定具に換装することで、0.3㎜のワイヤの測定が可能になりました。
CASE:02アクチュエータにピエゾ式アクチュエータを採用
微小変位繰り返し疲労試験機
お客様のご要望
プレート型試験片を恒温雰囲気内で精度よく小変位・高周波による引張疲労試験を行い、発生する荷重の推移を評価したいとのご要望から開発されました。
納入機器
微小変位を与えるアクチュエータにピエゾ式アクチュエータを採用したユニークな疲労試験機です。剛性の極めて高い機械フレームにピエゾ型ロードセル – 試験サンプル – ピエゾアクチュエータを直列に固定、変位を試験サンプルに繰返し与え荷重の推移を記録します。試験機本体は恒温槽内に収納が可能で、如何なる温度条件でも試験ができます。
試験荷重は引張片振り荷重最大500N、変位振幅最大±30ミクロン、変位制御精度±2ミクロン、繰返し周波数は0.1~10Hzです。
CASE:03四端子測定法で金属片の接触抵抗を測定する三連式の装置
三連式接触抵抗測定機
お客様のご要望
シート状の試験片を室温環境下で任意の荷重を与えた状態で、四端子測定法を用いて試験片の接触抵抗を測定したいとのご要望から開発されました。
納入機器
本試験機は四端子測定法で金属片の接触抵抗を測定する三連式の装置です。試験機テーブル上に配置されている3組の独立した電極上にそれぞれに測定する金属片を置きます。次に3組の加圧板が取り付けられている移動クロスヘッドを制御する事で一定の接触圧を保持した上で各電極に電流を流し、各金属片の抵抗値を同時に測定できる効率的な装置です。測定はJIS K7191に規定されている方式で行い、データは自動的に計算、収録します。
簡易型もあります。